2007年6月27日水曜日

勝見レス3:お邪魔します

gooミラーブログより

お邪魔します (ima)
2007-06-19 10:20:40
武力には 殺す という特性があります。
そんなものに頼っていては 進歩はありません。

「日本国憲法の奥義」とは何ですか?

それを内に観つけることが出来れば、すべての議論は吹き飛びます。

より完全な平和憲法への「付加改憲」こそが必要なのであって、シンプルではない総ての理屈は無意味です。

2007-06-19 10:46:29
imaさん、コメントありがとうございます。

真摯な意見は大変有難いのですが、「~は無意味」といった断定は自分以外の意見の否定、すなわち独善に繋がる危険性があります。独善的な思考はそれだけで、他者による受容性をなくし、持論の有効性を狭めてしまう恐れがありますのでお気を付けください。

まだ限られた情報しか提示できていないため誤解を招いてしまったかもしれませんが、UNEPSは何も武力による介入のみを目指すものではありません。

UNEPS は、民軍連携による“サービス”なので、すなわち仲介・交渉サービスもこの内に入ります。現在の国連では、NGO等の反発により民軍連携がうまくいかないため、紛争地での紛争当事者との対話・交渉も国連のPKO部隊が主に行います。しかしPKO部隊は所詮「軍」ですから、紛争当事者たちはたとえ国連であっても警戒して交渉がうまくいかないことがあります。

こうした状況にUNEPSが投入されれば、文民の交渉チームが交渉に当たり、武力の行使は、交渉が決裂し、ジェノサイドなど甚大な人権侵害が予測される場合にのみ、人々を保護する目的で行使され、最低限に抑えられます。こうした交渉チームなどに、一般の訓練を受けた日本人が加われるのではないかと、私たちは考えているのです。つまり、自衛官(軍人)でなくても構わないのです。

尚、憲法九条の解釈をより厳格化し、とくに集団的自衛権については厳格な適用基準を適用するなどで、現代国際社会の現実に即した形での「創憲」は必要だと、私は個人的には感じておりますので、imaさんの「付加改憲」の意見には賛同いたします。

レスが長くなり申し訳ありません。

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